ここまでで一通り必要なものが揃いました。(DBについては後ほど)
そこで、今回はWebサーバとAPサーバを連携させようと思います。 まずはコネクタのソースをダウンロードします。 jakarta-tomcatのサイトから、 「JK2 2.0.4 Source Release tar.gz」をダウンロード。 サイト上の表記では「JK2 2.0.4 Source Release tar.gz」ですが、 実際ダウンロードされるのは 「jakarta-tomocat-connectors-jk2-src-current.tar.gz」でした。 そしていつものように展開します。 # tar zxvf jakarta-tomcat-connectors-jk2-src-current.tar.gz 次にディレクトリを移動して、configureを行います。 # cd jakarta-tomcat-connectors-jk2-2.0.4-src/jk/native2 # ./configure --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs ここでエラーが発生する可能性があります。 1.Apache1.33を使用する場合、オプションは--with-apxsとなります。 2.apache配下にapxsが存在しない場合、/usr/sbin/apxsを指定します。 そしてmakeします。 # make ここでもエラーが発生する可能性があります。 以下のようなエラーが発生した場合は、 /usr/bin/ld: cannot find -lapr collect2: ld returned 1 exit status 以下のようにシンボリックリンクを作成しmakeし直すと上手くいくそうです。 ln -s /usr/local/apache2/lib/libapr-0.so /usr/local/apache2/lib/libapr.so makeが正常に終了すると、 「/usr/local/src/jakarta-tomcat-connectors-jk2-2.0.4-src/jk/build/jk2/apache2」に 「mod_jk2.so」ファイルが作成されるので、それをApacheに組み込みます。 # cp ../build/jk2/apache2/mod_jk2.so /usr/local/apache2/modules また、設定ファイルとして、「workers2.properties」が 「/usr/local/src/jakarta-tomcat-connectors-jk2-2.0.4-src/jk/conf」に 作成されるので、それをApacheにコピーしておきます。 # cp ../conf/workers2.properties /usr/local/apache2/conf そしてApacheの設定ファイルを編集します。 # vi /usr/local/apache2/conf/httpd.conf LoadModule jk2_module modules/mod_jk2.so ←最終行に追記 先ほどコピーしてきた、もう一つの設定ファイルも編集します。 # vi /usr/local/apache2/conf/workers2.properties [uri:/servlets-examples/*] [uri:/jsp-examples/*] 最終行に↑2行を追記 これで準備完了です。 動作確認のため、「http://localhost/servlets-examples」に アクセスしてみると、前回Tomcatの動作確認で参照したページが見れました。 前回と違うのは、前回は「http://localhost:8080」のように、 ポート番号を指定していましたが、今回はポート番号を指定せずに Tomcatのアプリケーションが参照出来るということです。 もう一つ追記した方にもアクセスしてみると、 (「http://localhost/jsp-examples」)前回見た画面が、 違うURLで参照できます。 これでApache-Tomcatの連携は終了です。
by n_masa18
| 2005-02-28 21:21
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